BLACK ARK BY LEE SCRATCH PERRY
color: MULTI
¥16,500税込
750ポイント
EDITION PATRICK FREYよりBLACK ARK BY LEE SCRATCH PERRYになります。
ジャマイカ人音楽家でありプロデューサー、リー・“スクラッチ”・ペリー(Lee “Scratch” Perry)の作品集。
本書は、スイスを拠点に活動した音楽家、そしてヴィジュアル・アーティストでもあり、惜しまれつつも2021年に85歳でこの世を去った一人の偉大な人物を巡る一冊である。出発点となるのは、1973年以降にキングストンで自身の音楽制作を行った「ブラック・アーク・スタジオ(Black Ark Studios)」に関する、2021年春の写真およびテキストの詳細なインベントリーである。
作者は、サンプリング、ループ、リミックス、リヴァーブ、エコーなどを用い、既存の楽曲やトラックを再構成・転用しながら新たな楽曲を生み出すレゲエから派生した電子音楽ジャンル「ダブ(dub)」の先駆者として知られ、レゲエ界に多大な貢献を果たした。
「ブラック・アーク・スタジオ」はダブ誕生の揺籃の地のひとつであるとされる。同時にこの場所は、作者の音楽的アプローチが、視覚的なかたちを獲得した場でもある。そこでは、絶えず更新されていく壁画やドローイングに加え、レコード、楽器、拾得物、ポスター、新聞や雑誌の切り抜き、流用された書籍などによる、変容を続けるアッサンブラージュが展開された。その作品群は、スタジオの建築そのものや内部の家具、さらには自身の生涯やペルソナとも、リゾーム的に絡み合いながら幾層にも重なり合っている。
本書は、売却が決まった同スタジオの空間が失われる前に、作者が創り出した濃密で折衷的な世界を記録する試みでもある。写真による記録に加え、複数の文化機関との協働のもと、作者に関連する文化的遺産の保全と収集も進められた。
内容および造本の両面において、コラージュのリズムやレイヤーの効果を反映する構成が採られている点も本書の特徴である。企画初期段階には作者自身も関与した。新たに撮影されたスタジオの写真は、過去のドキュメンタリー映像のスチルやアーカイヴ写真と並置され、複数のメディアと時間軸が交差する構造を成している。
また、「家(house)」という概念が暫定的な前提であると同時にメタファーとして機能する。それは、視覚的・テキスト的な複数の主題を貫く出発点であり終着点でもある。「ブラック・アーク」をアフリカン・ディアスポラの文脈における「スピリチュアル・ヤード」として捉える視座や、考古音楽学的側面への考察も含まれる。さらに、作者の伝記を執筆した人物による詳細なキャプションが全体の背景を成し、その多面的かつ独創的な活動の全景を万華鏡のように提示している。
SIZE GUIDE
| SIZE |
| 21x 28 cm |
なるべく正確にサイズを計測しておりますが 個々の商品により、多少誤差が発生いたします。 表記サイズより1から2センチ前後することが御座いますのでご了承下さい。
DETAIL
hardcover600 pages
210 x 280 mm
color, black and white
2026
published by EDITION PATRICK FREY
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